中村 亮介准教授
Ryosuke Nakamura
研究分野
財務会計論・実証的会計分析・会計制度論
近年は,財務制限条項(financial covenants)を中心とした債務契約,および報酬契約について研究。
略歴
- 2004年3月 一橋大学商学部卒業
- 2006年3月 一橋大学大学院商学研究科修士課程修了
- 2009年3月 一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了,博士(商学・一橋大学)
- 2009年4月 帝京大学経済学部講師
- 2013年4月 帝京大学経済学部准教授
- 2013年10月 筑波大学ビジネスサイエンス系准教授,現在に至る
学生へのメッセージ
企業会計は,企業活動を映し出す鏡です。したがって,企業を分析・評価するためには会計の知識は欠かせません。学生の皆さんには,会計が投資家・債権者をはじめとする利害関係者の行動にどのような影響を与えるか,について理解してもらえればと思います。一緒にがんばりましょう!
担当科目
- 修士課程:会計基礎・財務会計・会計情報分析・ビジネスゲーム
- 博士課程:実証会計論・財務会計特論
指導論文表題
- 社内ベンチャー設立が親会社の財務業績に与える影響
- 監査役の属性と会計発生高の質との関係に関する研究
- 外部格付推定における会計基準の影響とその低減についての研究
- 銀行業における経済状況を踏まえた一般貸倒引当金に関する研究
- 情報サービス産業におけるソフトウェア資産の価値関連性
- IFRS任意適用の要因に関する研究
- 不正会計企業の検知に関する研究
- 包括利益の有用性に関する研究
- ESGと企業のパフォーマンスに関する研究
- 財務諸表を活用した公立学校の経営分析
- 日本版コーポレートガバナンス改革による企業行動の変化について
- 同族企業の収益・リスク特性と制御要因
- 無形資産を利用した租税回避に関する研究
- ペイレシオと企業価値及び企業業績の関係
- 利益の質が日本企業の現金保有に与える影響
- 日本企業において人的資本が企業価値に与える影響
- 人材投資と企業パフォーマンスの関係性
所属学会
- 日本簿記学会(学会誌編集委員会委員)
- 日本会計研究学会
- 日本経済会計学会
- 日本インベスター・リレーションズ学会
- グローバル会計学会
著書・論文
論文
- 中村亮介(2023)「債務契約における会計情報の現代的役割」『會計』第203巻第1号,27-38頁。
- 中村亮介・塚原慎・小澤康裕・吉田智也(2022)「新収益認識基準が比較可能性に与える影響-アンケート調査結果を用いた実証分析-」『グローバル会計研究』第3号,17-35頁。
- Ishida, S. K. Iwata, T. Kochiyama, and R. Nakamura (2022) "Do Managers Provide Optimistic Forecasts Following Debt Covenant Violations?" SSRN.
- 塚原慎・小澤康裕・吉田智也・中村亮介(2022)「新収益認識基準適用による金額的影響の実態分析」『會計』第202巻第6号,54-67頁。
- 中村亮介(2022)「報酬契約における利益の役割-効率的契約アプローチと経営者権力アプローチ-」『會計』第202巻第2号,58-69頁。
- Kochiyama, T., R. Nakamura, and A. Shuto (2021) "How Do Bank Lenders Use Borrowers’ Financial Statements? Evidence from a Survey of Japanese Banks," CARF F-522.
- 中村亮介(2021)「日本企業の報酬契約のシフトと債務契約のデザイン」『會計』第200巻第3号,68-80頁。
- Kochiyama, T. and R. Nakamura. (2021) "Debt Covenants in Japanese Loan Markets: In Comparison with the Traditional Relationship Banking,” Accounting and Finance 61(1): 305-334.
- 西山一弘・塚原慎・中村亮介(2020)「財務情報としてのEmbedded Value-外部報告と内部管理-」『帝京経済学研究』第54巻第1号,79-89頁。
- 東海林和雄・中村 亮介・尾崎 幸謙(2020)「日本の上場企業における売上過大計上による不正会計の検知 : マハラノビス距離を用いた機械学習による方法」『行動計量学』第47巻第2号,123-140頁。
- 塚原慎・中村亮介・小澤康裕(2020)「収益認識基準変更の影響分析-上場企業へのアンケート調査に基づいて-」一橋大学大学院経営管理研究科マネジメント・イノベーション研究センター ワーキング・ペーパーNo. 237。
- 中村亮介(2020)「業績連動報酬契約における会計情報の利用実態」一橋大学大学院経営管理研究科マネジメント・イノベーション研究センター ワーキング・ペーパーNo. 236。
- 塚原慎・小澤康裕・中村亮介(2020)「新収益認識基準が企業に与える影響―上場企業へのアンケート調査の結果に基づいて」『企業会計』第72巻第4号,134-139頁。
- 西山一弘・塚原慎・中村亮介(2020)「日本の保険会社におけるEmbedded Valueと株価の関係ー生命保険会社へのアンケート調査に依拠してー」『帝京経済学研究』第53巻2号,47-56頁。
- 中村亮介・塚原慎・小澤康裕(2019)「新収益認識会計基準に関するアンケート調査」日本会計研究学会スタディ・グループ最終報告書『顧客との契約から生ずる収益の認識に関する会計諸問題の研究』102-110頁。
- 中村亮介(2019)「新収益認識会計基準適用による財務諸表への影響に関する実態調査」日本会計研究学会スタディ・グループ最終報告書『顧客との契約から生ずる収益の認識に関する会計諸問題の研究』58-83頁。
- 中村亮介・米谷健司(2019)「収益情報の価値関連性に関する分析」日本会計研究学会スタディ・グループ最終報告書『顧客との契約から生ずる収益の認識に関する会計諸問題の研究』37-45頁。
- Tsukahara, M., K. Nishiyama, and R. Nakamura (2019)“Characteristics of Japanese Life Insurance Companies Disclosing Embedded Value,” Hitotsubashi University Management Innovation Research Center Working Paper Series No. 224.
- 中村亮介(2019)「サロンドクリティーク 債務契約に適した利益の性質は?」『企業会計』第71巻第6号,6-7頁。
- 中村亮介(2019)「サロンドクリティーク 2タイプの財務制限条項に期待される役割」『企業会計』第71巻第5号,6-7頁。
- 塚原慎・中村亮介・西山一弘(2018)「Embedded Valueが株価形成に及ぼす影響」『會計』第194巻第5号,75-89頁。
- 河内山拓磨・中村亮介(2017)「財務制限条項への抵触が企業の負債コストに及ぼす影響」『経営財務研究』第37巻第1・2号,2-27頁。
- 西山一弘・中村亮介(2017)「IFRS17適用後の生命保険会社におけるEV開示の意義」『會計』第192巻第12号,96-110頁。
- 中村亮介(2017)「解題深書 エージェンシー理論を理解する : 適切なガバナンスを目指して」『企業会計』第69巻第12号,129-132頁。
- 河内山拓磨・中村亮介(2017)「財務制限条項と利益調整行動-負債契約仮説の再検討-」『會計』第192巻第9号,80-94頁。
- 河内山拓磨・中村亮介(2016)「財務制限条項への抵触が企業の投資行動に及ぼす影響」『インベスター・リレーションズ』第10号,33-52頁。
- 中村亮介・河内山拓磨(2016)「財務制限条項への抵触の公表に対する株式市場の反応」『會計』第190巻第2号,111-125頁。
- 中村亮介(2016)「ポイントプログラムの簿記処理と新たな収益認識基準」『日本簿記学会年報』第31号,79-87頁。
- 中村亮介(2016)「業績連動型報酬制度をいかに機能させるか――実証研究の展開を踏まえて」『企業会計』第68巻第5号,44-54頁。
- 岡田幸彦・中村亮介・大雄智(2015)「ビジネスモデルと会計処理」『會計』第188巻第10号,106-117頁。
- 中村亮介・河内山拓磨(2015)「日米比較からみる財務制限条項の現状と課題」『企業会計』第67巻第6号,61-67頁。
- Kochiyama, T., and R. Nakamura(2014)"The Role, Structure, and Determinants of Debt Covenants: Evidence from Japan," 一橋大学大学院商学研究科Working Paper Series No.187。
- 中村亮介(2014)「ポイントプログラムに関する会計処理及び勘定科目の検討」日本簿記学会簿記実務研究部会最終報告書『新会計基準における簿記処理の検討』45-57頁。
- 中村亮介・西山一弘(2014)「生命保険会社におけるEmbedded Value開示の実態と役割」『東海大学紀要 政治経済学部』第46巻,95-112頁。
- 中村亮介・河内山拓磨(2013)「日本における財務制限条項情報の実態と役割」『會計』第184巻第5号,101-113頁。
- 岡田幸彦・島拓也・中村亮介(2013)「包括利益情報の価値関連法則の探究-表示初年度の経験から-」『産業経理』第73巻第2号,160-173頁。
- 奥田真也・佐々木隆志・中島真澄・中村亮介(2012)「内部統制システムと監査の質の決定要因」『企業会計』第64巻第10号,102-108頁。
- 中村亮介・大雄智・岡田幸彦(2012)「提携型ポイントプログラム会計の実証分析」『会計プログレス』第13号,73-85頁。
- 中村亮介(2012)「財務制限条項情報の株式市場における評価」『會計』第182巻第2号,111-123頁。
- 中村亮介(2012)「融資契約における財務制限条項設定企業の裁量行動-条項抵触までの余裕度に注目して-」『産業経理』第71巻第4号,143-151頁。
- 大雄智・中村亮介・岡田幸彦(2011)「ポイントプログラム会計のフレームワーク」『會計』第179巻第6号,107-121頁。
- 中村亮介(2011)「融資契約における財務制限条項抵触企業の会計行動」『會計』第179巻第4号,87-99頁。
- 中村亮介(2011)「財務制限条項設定企業の開示行動による効果,IRの実証的効果測定」『日本インベスター・リレーションズ学会研究分科会最終報告書』117-132頁。
- 中村亮介(2009)「保守主義の定量化モデルと基準上の保守主義の関係性」『帝京経済学研究』第43巻第1号,119-141頁。
- 中村亮介(2008)「株主と経営者の間において保守主義が果たす役割-報酬契約の観点から-」『一橋商学論叢』第3巻第2号,69-81頁。
- 中村亮介(2007)「エージェンシー理論に基づく実証的会計研究の方向性――Watts and Zimmermanの所説を手がかりに」『一橋商学論叢』第2巻第1号,55-65頁。
著書
- 中村亮介(2023)「決算書の仕組みと読み方(財務諸表分析)」新田忠誓編著『エッセンス簿記会計(第19版)』森山書店,333-344頁。
- 中村亮介(2022)「財務諸表分析の実際」新田忠誓監修『全商会計実務検定試験テキスト財務諸表分析(十一訂版)』実教出版,59-91頁。
- 中村亮介(2022)「決算書の仕組みと読み方(財務諸表分析)」新田忠誓編著『エッセンス簿記会計(第18版)』森山書店,328-339頁。
- 中村亮介(2021)「決算書の仕組みと読み方(財務諸表分析)」新田忠誓編著『エッセンス簿記会計(第17版)』森山書店,328-339頁。
- 中村亮介(2021)「会計数値(財務諸表)の見方-財務諸表分析-と利用」新田忠誓・佐々木隆志・石原裕也・溝上達也・神納樹史・西山一弘・西舘司・吉田智也・中村亮介・松下真也・金子善行・塚原慎・坂内慧『会計学・簿記入門(第16版)』白桃書房,233-244頁。
- 中村亮介(2020)「財務諸表分析のすすめ方」新田忠誓・善積康夫・辻峰男・木村晃久・中村亮介・木村将之・ 池川穣治『実践財務諸表分析(第3版)』中央経済社,101-148頁。
- 中村亮介(2020)「会計数値(財務諸表)の見方-財務諸表分析-と利用」新田忠誓・佐々木隆志・石原裕也・溝上達也・神納樹史・西山一弘・西舘司・吉田智也・中村亮介・松下真也・金子善行・塚原慎・坂内慧『会計学・簿記入門(第15版)』白桃書房,221-232頁。
- 中村亮介(2020)「決算書の仕組みと読み方(財務諸表分析)」新田忠誓編著『エッセンス簿記会計(第16版)』森山書店,321-332頁。
- 中村亮介(2020)「財務諸表分析の実際」新田忠誓監修『全商会計実務検定試験テキスト財務諸表分析(十訂版)』実教出版,59-91頁。
- 中村亮介(2019)「会計数値(財務諸表)の見方-財務諸表分析-」新田忠誓・佐々木隆志・石原裕也・溝上達也・神納樹史・西山一弘・西舘司・吉田智也・中村亮介・松下真也・金子善行・塚原慎・坂内慧『会計学・簿記入門(第14版)』白桃書房,219-230頁。
- 中村亮介(2019)「財務諸表の仕組みと読み方」新田忠誓編著『エッセンス簿記会計(第15版)』森山書店,321-332頁。
- 中村亮介(2018)「財務諸表分析の実際」新田忠誓監修『全商会計実務検定試験テキスト財務諸表分析(九訂版)』実教出版,59-91頁。
- 中村亮介(2018)「財務諸表の仕組みと読み方」新田忠誓編著『エッセンス簿記会計(第14版)』森山書店,302-313頁。
- 中村亮介・河内山拓磨(2018)『財務制限条項の実態・影響・役割-債務契約における会計情報の活用-』中央経済社。
- 中村亮介(2017)「会計数値(財務諸表)の見方-財務諸表分析-」新田忠誓・佐々木隆志・石原裕也・溝上達也・神納樹史・西山一弘・西舘司・吉田智也・中村亮介・松下真也・金子善行・塚原慎・坂内慧『会計学・簿記入門(第13版)』白桃書房,219-230頁。
- 中村亮介(2017)「財務諸表の仕組みと読み方」新田忠誓編著『エッセンス簿記会計(第13版)』森山書店,302-313頁。
- 中村亮介(2017)「企業間比較分析-信越化学工業と三井化学のケース-」新田忠誓・善積康夫・辻峰男・木村晃久・中村亮介・木村将之・ 池川穣治『実践財務諸表分析―財務諸表の読み方と分析法(第2版)』中央経済社,87-132頁。
- 中村亮介(2017)「財務諸表分析の実際」新田忠誓監修『全商会計実務検定試験テキスト財務諸表分析(八訂版)』実教出版,59-91頁。
- 中村亮介(2016)「貸借対照表から見るプロ野球球団経営の現状」水野誠・三浦麻子・稲水伸行編著『プロ野球「熱狂」の経営科学』東京大学出版会,211-227頁。
- 中村亮介(2016)「財務諸表の仕組みと読み方」新田忠誓編著『エッセンス簿記会計(第12版)』森山書店,300-311頁。
- 中村亮介(2016)「財務諸表分析の実際」新田忠誓監修『全商会計実務検定試験テキスト財務諸表分析(七訂版)』実教出版,59-91頁。
- 中村亮介(2015)「保守主義に関する実証研究の動向-Conditional ConservatismとUnconditional Conservatismの役割-」佐々木隆志・石原裕也・溝上達也編著(2015)『財務会計論究』森山書店,109-128頁。
- 中村亮介(2015)「財務諸表の仕組みと読み方」新田忠誓編著『エッセンス簿記会計(第11版)』森山書店,300-311頁。
- 中村亮介(2015)「財務諸表分析の実際」新田忠誓監修『全商会計実務検定試験テキスト財務諸表分析(六訂版)』実教出版,59-91頁。
- 中村亮介(2014)「企業間比較分析-信越化学工業と三井化学のケース-」新田忠誓・善積康夫・辻峰男・木村晃久・中村亮介・木村将之『実践財務諸表分析―財務諸表の読み方と分析法』中央経済社,87-132頁。
- 中村亮介(2014)「会計数値(財務諸表)の見方-財務諸表分析-」新田忠誓・佐々木隆志・石原裕也・溝上達也・神納樹史・西山一弘・西舘司・吉田智也・中村亮介・松下真也・金子善行・西嶋優子『会計学・簿記入門(第12版)』白桃書房,219-230頁。
- 中村亮介(2014)「財務諸表の仕組みと読み方」新田忠誓編著『エッセンス簿記会計(第10版)』森山書店,300-311頁。
- 中村亮介(2014)「財務諸表分析の実際」新田忠誓監修『全商会計実務検定試験テキスト財務諸表分析(五訂版)』実教出版,59-92頁。
- 中村亮介(2013)「財務諸表の仕組みと読み方」新田忠誓編著『エッセンス簿記会計(第9版)』森山書店,298-309頁。
- 中村亮介(2013)「財務諸表分析の実際」新田忠誓監修『全商会計実務検定試験テキスト財務諸表分析(四訂版)』実教出版,59-91頁。
- 中村亮介(2012)「会計数値(財務諸表)の見方-財務諸表分析-」新田忠誓・村田英治・石原裕也・溝上達也・神納樹史・中村亮介・松下真也『会計学・簿記入門(第11版)』白桃書房,215-227頁。
- 中村亮介(2012)「財務諸表の仕組みと読み方」新田忠誓編著『エッセンス簿記会計(第8版)』森山書店,297-308頁。
- 中村亮介(2012)「財務諸表分析の実際」新田忠誓監修『全商会計実務検定試験テキスト財務諸表分析(三訂版)』実教出版,59-91頁。
- 中村亮介(2011)新田忠誓編集代表『勘定科目・仕訳事典』中央経済社,2・7-8・12・13・42・45・84-85・87-88・104-105・135-136・162・199-200・239-240・278・294頁。
- 中村亮介(2011)「財務諸表分析の実際」新田忠誓監修『全商会計実務検定試験テキスト財務諸表分析(新訂版)』実教出版,57-89頁。
- 中村亮介(2010)「財務諸表の仕組みと読み方」新田忠誓編著『エッセンス簿記会計(第7版)』森山書店,299-311頁。
- 中村亮介(2010)「会計数値(財務諸表)の見方-財務諸表分析-」新田忠誓・村田英治・石原裕也・溝上達也・神納樹史・中村亮介・松下真也『会計学・簿記入門(第10版)』白桃書房,231-245頁。
- 中村亮介(2009)「鉱物資源の探査と評価」菊谷正人編著『IFRS・IAS(国際財務報告基準・国際会計基準)徹底解説-計算例と仕訳例でわかる国際会計基準-』税務経理協会, 275-278頁。
- 中村亮介(2009)「財務諸表の仕組みと読み方」新田忠誓編著『エッセンス簿記会計(第6版)』森山書店, 299-311頁。
- 中村亮介(2008)「財務諸表分析の実際」新田忠誓監修『全商会計実務検定試験テキスト財務諸表分析』実教出版,48-81頁。
- 中村亮介(2008)「保守主義の債務契約における役割」新田忠誓・坂上学編著『財務情報の利用可能性と簿記・会計の理論』森山書店,63-80頁。
- 中村亮介(2005)「“その他の資本剰余金”の考え方 新田学説より学ぶ」新田忠誓監修佐々木隆志・石原裕也・溝上達也編著『会計数値の形成と財務情報』白桃書房,237-250頁。
資金受入状況
- 日本学術振興会 科学研究費補助金:基盤研究(C)「新収益認識会計基準の適用が企業行動に及ぼす影響に関する多面的研究」(研究代表者:吉田智也氏)研究課題番号:23K01710 2023年4月~2026年3月
- トヨタ財団 特定課題:先端技術と共創する新たな人間社会「健全な資本市場形成のための不正会計検知AIモデルの実用化――会計学・法学・統計学の3領域に実務家の視点を加えた融合研究」(研究代表者:尾崎幸謙氏) 2021年4月1日~
- 日本学術振興会 科学研究費補助金:基盤研究(C)「業績連動報酬がインセンティブに与える影響に関する分析」研究課題番号:21K01806 2021年4月1日~
- かんぽ財団 平成31年度研究助成「Embedded Valueの情報内容に関する総合的研究―将来利益予測能力に着目して」(塚原慎氏・西山一弘氏との共同研究)
- 日本学術振興会 科学研究費補助金:基盤研究(C)「日本における財務制限条項の効率的なデザインに関する研究」研究課題番号:18K01930 2018年4月1日~
- 全国銀行学術研究振興財団 平成29年度刊行助成『財務制限条項の実態・影響・役割-債務契約における会計情報の活用-』(河内山拓磨氏との共同研究)
- かんぽ財団 平成28年度研究助成「EVの有用性に関する総合的研究」(西山一弘氏との共同研究)
- 日本会計研究学会 平成26年度 「国際交流基金による若手研究者・大学院生の国際学会報告および英文ジャーナルへの投稿に対する支援」
- 日本学術振興会 科学研究費補助金:若手研究(B) 「財務制限条項の役割に関する包括的実証研究」 研究課題番号:15K17156 2015年4月1日~2018年3月31日
- かんぽ財団 平成25年度研究助成「保険会社の評価指標に関する実態分析 -会計情報と任意開示情報の関連性-」(西山一弘氏との共同研究)
- 日本学術振興会 科学研究費補助金:若手研究(B)「疑似通貨に関する会計処理の実態分析」 研究課題番号:24730397 2012年4月1日~2015年3月31日
受賞歴
- 2022年度 筑波大学Best Faculty Member
- 令和2年度 日本経済会計学会 学会賞(著書の部)
- 2019年度 筑波大学若手教員奨励賞
- 第61回 日経・経済図書文化賞
- 平成28年度 日本簿記学会 奨励賞
- The 6th International Accounting Conference, Amir Abadi Jusuf Best Paper Award
ホームページ
https://sites.google.com/site/nakamuraryosuke1982/